「女性起業 成功例」検索心理について。40代の私が個人事業主のまま成功した方法と会社を作らない理由

こんにちは！起業12年目のミナです＾＾

SEOをやっていると、ありとあらゆる検索語句についてリサーチします。今回は「女性起業 成功例」というキーワードについて私が思うことを書いてみました。

気になる目次
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「女性起業 成功例」の検索回数

「女性起業 成功例」の月間検索回数をkeyword surfer(検索回数を調べられるツール)で調べたところ、720回でした。

「女性起業 成功例」の検索意図

SEO的なポイントは「検索意図を考える」です。

女性起業成功例を検索している人は誰か？

SEOは数字を元に進めていく現実的なものだけど、作業をスタートする前は想像力も必要！ということで「女性起業 成功例」を検索している720人の心の中を想像してみましょう。

keyword surferで出てきた720回という数字は、日本語で1ヶ月間で検索された回数です。正確には人数ではないのですが、ここではわかりやすいように720人と表現しました。

「起業女性 成功例」キーワードを打っている人のイメージ

あくまでも私の勝手なイメージ・妄想です！合ってるかもしれないし間違ってるかもしれない。後からデータを見れば答え合わせができます。でも最初の発想力がないと何も進まないのです…。

女性起業成功例と打った、検索意図は何か？

どんな人が検索窓に「女性起業　成功例」を打つか人物像をイメージできたら、次は検索意図を考えます。検索意図とは、なぜ「女性起業　成功例」を検索窓に入れたのか？の理由です。

「女性起業 成功例」の検索意図

会社を作り事業拡大を目指し、社長・経営者・CEOになりたい、という気持ちがあるんじゃないかな〜と想像しました。

検索意図から読みとったお悩み

先ほどの検索意図から、次は「女性起業 成功例」を検索窓に打った本人のお悩みを想像していきます。

「女性起業 成功例」を検索する人のお悩み

↓まとめると…↓

↑こんなイメージをしてみました。

女性起業の成功の定義ってなんなん？

そもそもなぜ「女性起業　成功例」というキーワードを深掘りしてみようと思ったのか…、理由はこちら。

もともと私が女性起業で成功したかったからですっ!!!!!!

現在40代になりましたけど、起業初期の30代前半はそらも〜メラメラでしたよ（笑）

女性起業で成功したかった30代

「金持ち」って…（恥ずかしい）。

そうなりたかった理由は単純。かっこよさそうだしイキイキとした人生が送れると思ったから。

みなさんは、なにをもって
女性起業が成功したと
言えると思いますか？

30代の私は、会社を作って社長になったら成功だと思っていました。

なんて浅はかな大バカモノ！無知って怖い！

今ならハッキリとわかります。会社を作るのは始まりに過ぎない。

現在、起業して10年以上たち40代になりましたが、今でも個人事業主のままです。会社を作らなくてよかった〜と思っています。

起業の定義は曖昧

そもそも起業って何なんでしょ？

• お客様からお金をもらったら起業？
• 屋号をつけたり、名刺を作ったり、ホームページを作ったら起業？
• 開業届を出したら起業？

起業の前に女性がついた「女性起業」という言葉になると、定義や範囲は一気に曖昧になります。まあ、定義も範囲も本来ないものだけど…。

このブログの前半で書いたけど、「女性起業 成功例」を打つ人を想像したらこんなイメージだった↓

• 35〜45歳、フリーランス女性
• 法人化したい
• 人との関わりを増やして事業をどんどん大きくしたい
• 日本だけじゃなく海外でもバンバン活躍したい
• 「女性社長」「女性CEO」という言葉に憧れる
• ブランド服のワンピースに足元はピンヒール。かっこいい女性になりたい！

実はコレ、当時の私そのものなんです（笑）

ヒールの高さはいい女度に比例していると思ってた！だから6センチヒールを攻略したら、次は８センチヒールで毎日歩いてたの。人間の足の皮ってこんなに硬くなるんだ…ってくらい、象のように硬くなった皮膚の鎧をまとったすごい足だった（笑）

今はNIKEのエアマックスしか履かないからふにゃんふにゃん。

女性起業で成功すれば幸せになれると思ってた

それなりに収入はあったけど、幸せではなかった

私、大勘違いしてたんです。女性起業で成功(＝会社を作って社長になる)すれば幸せになれると思ってた。当時幸せじゃなかったんですよねぇ…。子育てもしんどかったし、なにより夫と同じ空気吸ってるのが耐えられなかった。

その頃、すでに私は自分で集客して事業をしていたので、日中は忙しかった。でも夜になると家では重たい空気。死んだ魚の目をしたあたしは、リビングで表情を変えずまばたきせずに涙を流す…。ホラー!!!!!

当時の私↓

• 夫に頼らず自分の力で稼げるようになりたい！
• 仕事は順調に進み居場所ができた。やりがいを見つけた！
• もっともっと人気者になって稼いだら、もっともっとイキイキできる！
• だって今人生楽しくないんだもん。楽しいことが待ってるに違いない！

幼い子供がいるとは思えないくらいの行動量でした。

達成してもまた虚しさに襲われる

周りから「キラキラしてますね！」「すごいですね！」と、言われた瞬間は『えっへん♡』となるんだけど…全然満たされなかった。

毎日ブログを書いたり、いいね数や読者数が増えたり、一つの仕事を終えたその瞬間は達成感があるんだけど、その後からまた虚しさが襲ってくる。だからまた忙しくする。

満たされない気持ちを
起業で埋めようと
していたんです

少しでも余白を作ってしまうと一気にドン底に落ちるので、常に忙しくし仕事以外を考えないようにしていました。

（※今は余白だらけの日常。余白があっても恐怖は無くなりました♡）

女性起業成功の裏側。事業拡大をすると一人でできる範囲を超えてくる

爆速で売上を上げる人を見るとザワザワする

SNSなどでこんな言葉を見たら、心がザワザワしてしまう人いませんか？

• 3ヶ月でフォロワー1万人達成！
• 月商７桁！
• 毎月売上更新！
• 起業1年で法人になりました！

などなど。

もちろん爆速で一気に売上を上げている人も中にはいるでしょう。

私たちが見ている彼女たちの姿は、写真撮影し、映像は加工され、デザインされた画像です。

そーゆーのを見ると自分もそうならなきゃいけないのかな？って不安に襲われたり焦ったりしていない？心は気が乗らないのにそこに手を伸ばそうとしていませんか？

一人でできる範囲を超えると他の人の力を借りる

一気に駆け上がった裏側とか、その後がどうなるのか、ちょっと想像してみてください。到底一人でできるものではありません。

一人でできる範囲を超えてくると、他の方の力を借りることになります。

• オンライン秘書さん
• コミュニティ運営のサポーターさん
• SNSの運用代行
• 動画編集を外注
• ホームページやLP制作を外注
• 業務を分業し下請けさんにお願い
• 広告屋さんに依頼し広告を出す
• お金の管理は税理士さんにお任せ

などなど。

「女性起業　成功」は事業拡大を目指すことをイメージする人が多いと思います。

でも、

事業拡大すると共に、人・時間・手間・経費もその分かかってることがほとんどなんです。

（※他の人の力を借りたり分業することが悪いことではありません。雇用を生み出すって素晴らしいことだと思います！）

法人を作らず個人事業主のままでいるという選択をしている4つの理由

1.負担を背負わず自由でいたいから

ズバリ！40代になった私が法人を作らず個人のままでいる理由は

自由でいたいから

これにつきます。

「女性起業　成功」した女性たちは収入が多くなったり社会的に有名になったりなど、華々しい実績があるように見えます。実際にそうだと思います。

でも、その裏側でめちゃくちゃ責任と負担も抱えています。

いろんな「人」を動かしている。関わる人が多くなるということは、それだけさまざまな人間関係も発生してくるということ。良いことも悪いことも含めて。

法人化した方がいいタイミングって、一般的には「所得○○円以上」というボーダーがあります。私はその所得を超えていますが法人化していません。

責任の重さ、手続きのわずらわしさ、必要以上の人間関係・手間・コストをかけたくないという理由からです。

法人化のメリットよりも
それ以上の負担を
背負いたくない。

2.法人にお金を残したい理由がなければ無理して法人化する必要はない

個人事業主だと儲けたお金は自分で自由に使えるけど、法人にすると会社で儲けたお金は自由に使えません。当たり前だよね（笑）。社長が会社のお金を、プライベートで使うなんて許されない。

法人で儲けたお金は、社長のものではなく会社のものだから。従業員さんがいなくて、社長があなた1人であっても法人の売上は法人のものなんだよ。

お金を増やすことを目的としている人がいたら、家族のためなのか、従業員さんのためなのか、社会のためなのか、よ〜くよ〜くよ〜〜〜〜〜く考えた方がいい。

もしあなたが、子供の学費のためとか、家のローン返済のためとか、家族で海外旅行に行くためとか、老後の備えとか、家庭や自分で使うためにお金を増やすことを目的としているなら、ちゃんと考えた方がいい。

法人化したら
会社のお金は
自由に使えません！

3.いつも身軽でいることのメリット

責任や負担のない身軽な働き方のメリットは「臨機応変な行動が取りやすい」ことだと思います。

我が家は母子家庭。息子は中学生になり、子育てに関する大変さや心配事は明らかに少なくなりました。その分、ちょっと気がかりになってきたのは親のこと。まだ介護が必要な状態ではありませんが、色々考えなければいけないことが出てきました。

やっぱり一番大事なことは家族だと思うんです。仕事の責任が大きくなればなるほど、自分の体調や家族のことが二の次になってしまう人も多いのが現実…。家族を優先したら仕事が犠牲になってしまう人もいる、これも現実。

私は自分の体調や家族を優先しても、収入は変わらない「売れる仕組み」をいくつも持っています。これがとっても重要なことだと思います！

4.事業所得より金融所得を増やしたいと思っているから

これに関しては、話すと長くなるのでさらっと触れておく。

今後私は事業所得を減らし金融所得を増やして税金を抑えようと思っています。

個人事業主のまま成功する方法

自分にとって何を大切にしたいか考える

私は自営業を始めて10年以上経ちました。

苦しい時もあったけどそれを乗り越え、本来目指していた「自由」を手に入れています。

バンバン国内外飛行機で飛び回って、ホテル暮らしをしている人を「自由」というイメージを持っている人もいますが、私は真逆。

ってゆーかそーゆーのができる人って、子育て中ママではない女性だったりします。そもそも生活環境や家族構成が違うのです。あなたとあの人は違う。あなたと私も違う。1ミリも比べる必要はありません。私は私、うちはうち、よそはよそ、でいいんです♡

我が家の場合、母子家庭なのに中学生の息子を置いてバンバン出張とかいけませんから（笑）

子育てを卒業したら、たくさん旅行したいという夢はあります♪

普段は基本、家とご近所のカフェか居酒屋（笑）にいます。私にとって「場所」はそこまで重要ではありません。「時間・制約・責任からの解放」と「しゅきぴとデート」を重視しています。

(※突然出てきたしゅきぴ（笑）私のしゅきぴ話はいつかどこかで。聞きたい人おるんか？)

個人のまま「自分が思う成功」を達成するのに必要なこと

「時間・制約・責任」から解放されている理由はこちら。

人・手間・時間・コストをかけなくても、収入が入ってくるようにしています。

私にとって成功とは事業拡大ではなく、制限がなく身軽で自由でいることなのです。

自由な時間で何をしている時が幸せか

自由な時間でやっていること、私の場合

お金の心配なくストレスなく、心も体も安心した状態で、日々やっていること。

• 肌や髪や歯の手入れに時間をかけられる
• 丁寧な暮らしができる
• YouTubeを見る
• アマプラでアニメや映画をみる
• ゲームをする、漫画や本を読む
• 資産運用の勉強
• 料理のレパートリーを増やす練習
• 息子と一緒に料理をする
• 好きな人とカフェや居酒屋でデート
• 次の日のことを気にせずおうちで美味しいビールとおつまみ
• 好きな時に寝て好きな時に起きる、毎日お昼寝する

(あれ？書き出してみたら、ただのグータラなんですけど！！！！！！！)

最初にあげた「肌・髪・歯の手入れに時間をかけられる」って、けっこー重要だと思っていて。時間がないと、ここおろそかにしがちじゃないですか？めんどくさくて、後回しにしちゃう。

自分の体に時間と手間をかけて丁寧に手入れするって、時間があるからできることだと思います。

余談：中学生息子が毎日「うっめぇ〜」と言ってくれる幸せ♡

最近は料理も楽しくなってきました。中学生息子が毎日晩御飯を「うっめぇ〜」ってモリモリ食べてくれるんです。それが嬉しくって♡

親子仲良しの秘訣は中学男子の胃袋を掴んだからかもしれません（笑）

息子氏が小学校の頃は少食だったし、私自身が料理に興味がなくて全く手作りしていませんでした。

小学校高学年になると急に体も大きくなりあっという間に身長がこされた！そして別人かと思うくらいめっちゃ食うやん！食費のことも考えて手作りするようにしたんです。時間とお金に余裕が出てきたのも、手作り料理をし始めた理由の一つでもあります。調味料や農家さんの食材もちょっぴりこだわれるようになりました。

ちなみに晩御飯は毎日一緒に作っていて、必ず一緒に食事をします。毎日「うっめぇ〜」が聞ける。この言葉と姿を見るだけで幸せを感じます♡

すみません＾＾；この話は余談でした。

起業した先にあなたが叶えたいことってどんな「状況」？

私にとって大事なことは、自分の将来にお金の不安がないこと、家族が安心して暮らせることです。それ以上に自分のビジネスで大成功したい！とか事業拡大したい！という野心は今はないです。(30代の頃はモロそっち系だったw）

逆に、「たくさんのメンバーと共に事業を大きくしたい！」「日本一の女性起業家になりたい！」「世界中で活躍したい！」という元気な女性ももちろんいます。

どちらがいいとか悪いとかではなく、あなたがどうなりたいか、ですよ♡

どんな状態だとしても「売れる仕組み」をいくつも持っておくことは、すごくすごくいいですよ✨

「女性起業　成功例」まとめ：何を大事にしたいのか考える

法人化するかしないかの判断基準

一般的に「女性起業 成功」は法人化を目指すことがイメージされることが多いと思います。法人化するかどうかの判断は、事業拡大を目指したいのかどうか。

法人化の判断は
事業拡大したいかどうか

事業拡大するつもりがないなら、法人化するメリットは私はないと思っています。

①人を増やして、②手間をかけて、③コストをかけて、「事業拡大」をしたい気持ちがあるのかないのか、ですね。

メリットを感じて、個人事業から法人化してる人ももちろんいます。法人化のメリットデメリットをよく調べてね！

※法人化のメリットデメリットをググる時に注意すること。その記事を書いている人の立場を考えよう！税理士さんが書いた記事は法人化をすすめるような内容だったりします。意図まで考えて、情報収集してくださいね〜！

個人事業主のまま成功している人もいる

「女性起業　成功例」で検索して情報を探すと、事業拡大して成功させた女性たちの栄光がでてきます。

私みたいな成功例は検索してもでてきません。でも、こんな人もいるんだ💡って一つの参考になればうれしいです。

私のように人・手間・コストを増やさなくても売上を伸ばす、自由なフリーランスという道を選んでいる人もいます。

何が正解か不正解か、良いとか悪いとか、答えはありません。自分がどうしたいかです♡

私は自分の心と体と将来がいかに楽になるかを研究しまくった結果（笑）「売れる仕組み作り」が趣味みたいになりました。

モノやコトをどんどん手放し、自分一人で完結できるビジネスモデルで利益を最大化させています。

法人を作りたいわけじゃない、手広く仕事を大きくしたいわけじゃない。 身軽でちょうどいいホントに自由なフリーランスの働き方を実現させている、そんな私がデジタルマーケティングと女性の働き方などなどメルマガ配信しています。

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